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2019.10.28
海外からの豪商業不動産投資、過去最高の200億豪ドル

米不動産サービス会社クッシュマン&ウェイクフィールド(C&W)によると、今年9月までの1年間におけるオーストラリアの商業不動産に対する海外からの投資額が、過去最高の200億豪ドル(約1兆4,820億円)に達したことがわかった。

海外の投資家が魅力的な利回りを求め、豪ドル安で相対的に割安感のあるオーストラリアの商業不動産への関心を高めているという。

C&Wの最新データによると、海外からの商業不動産投資はオフィス物件に集中しており、全体の66%(132億豪ドル)を占めている。また、国別ではシンガポールからの投資額が42億豪ドルで最大で、このうち政府系投資会社GICによるレンドリース・インターナショナル・タワーズ・トラストの権益25.1%の取得(約10億8,000万豪ドル)が最も大きな取引となった。

その他、8月には香港の通貨当局である香港金融管理局が、シドニーCBDのウィンヤード駅再開発プロジェクト「ウィンヤード・プレイス」の権益25%を4億5,000万豪ドルで取得したほか、カナダの公共部門年金(PSP)投資委員会が、メルボルンの242エキシビション・ストリートにある43階建てのオフィスタワーの権益を8億3,000万豪ドルで取得している。

なお、中国本土からの投資も過去最高となる20億豪ドルを記録したものの、C&Wの国際ディレクターであるジョシュ・カレン氏によると、今年は中国人投資家による新たな活動はほとんど見られず、この数字は過去の投資の「二日酔い」のようなものだとしている。

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投稿更新日:2019年10月28日