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2020.10.15
20年Q3のシンガポールGDP成長率は7%減も、前期からは急回復

シンガポール貿易産業相が14日に発表した2020年第3四半期(7~9月)のGDP成長率(推定値)は、物価変動を除いた実質で前年同期比7.0%減となった。3四半期連続でのマイナス成長となったものの、前期比では7.9%増となっており、新型コロナウイルスの影響が色濃く出た4~6月(前年同期比13.3%減)からは急回復している。

詳細を見ると、建設業は現場での感染防止策の導入が負担となり、建設工事の再開が遅れた中、前年同期比44.7%減と最も大きな落ち込みとなった。ただ、6月から経済・社会活動制限が緩和されたこともあり、前期比では38.7%増と大きく改善している。

また、GDPの約7割を占めるサービス業も、前年同期比8.0%減と低迷(前期比では5.6増)。各国の出入国制限の影響で観光客が途絶え、航空やホテル業界が引き続き落ち込んでいるほか、小売店や飲食店もセーフディスタンシング(安全な距離の確保)措置によって、通常通りの営業が難しいことが重しとなっている。一方、世界的な半導体需要の回復を背景に、製造業は前年同期比2.0%増となり、前期の0.8%減からプラスに転じている。

なお、政府は2020年通年のGDP成長率について、7.0%減~5.0%減と予測している。

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投稿更新日:2020年10月15日