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2021.03.23
ベトナムの格付け見通し「ポジティブ」に引き上げ、米ムーディーズ

米大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスはこのほど、ベトナムの国家信用格付けを「Ba3」に据え置いた一方、見通しについては従来の「ネガティブ」から「ポジティブ」に引き上げた。

コロナ禍で各国が大きな経済的打撃を被り、大規模な財政出動が行われる中、格付け会社は多くの国に対して格下げや見通しの引き下げを行っている状況だけに、ベトナムの見通し引き上げは異例とも言える。

見通しの引き上げの理由についてムーディーズは、ベトナムの財政に改善の兆候が見られることや、長期的にベトナムの信用力を強化し得る経済の潜在成長力の高さを指摘。また、先進的な環太平洋パートナーシップ協定(TPP11)や東アジア地域包括的経済連携協定(RCEP)、EU・ベトナム自由貿易協定(EVFTA)などの発効に加え、ベトナムへの生産拠点移転の流れ進んでいることも、ベトナム経済の追い風になっているとしている。

その他、ムーディーズはベトナムが新型コロナウイルスの封じ込めに成功しており、国内経済の立ち直りが早いことも評価している。

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投稿更新日:2021年03月23日