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2021.05.24
21年4月の米中古住宅販売は供給不足で3ヵ月連続減、価格は過去最高

全米不動産協会(NAR)によると、2021年4月の中古住宅販売件数(季節調整済み)は、年率換算で前月比2.7%減の585万戸と、3ヵ月連続でのマイナスとなった。一方で、販売価格の中央値は前年同月比19.1%増の34万1,600ドルと、過去最高を更新した。

歴史的な低水準にある米住宅ローン金利などが追い風となる中、依然としてコロナ前の水準を大きく上回る販売を記録しているものの、深刻な供給不足によって物件の選択肢が限られてきているほか、販売価格も高騰していることが販売抑制に繋がったと見られる。

地域別では、中西部が0.8%増となった一方、北東部は3.9%減、南部は3.7%減、西部は3.1%減となった。その他、住宅在庫は116万戸と、前年同月比で20.5%減少。また、販売に要する日数は平均17日と過去最短を記録したほか、4月の販売ペースに基づく在庫の消化期間も2.4ヵ月と、健全な需給バランスとされる6~7ヵ月を大きく下回った。

NARによると、4月の販売戸数のうちの半数は提示価格を上回る価格で成約。また、旺盛な住宅需要に対して物件数が足りておらず、88%の物件が市場に出回ってから1ヵ月未満で成約しているといい、手頃な物件の不足や現金購入者との競争などによって、住宅ローンを利用して初めて住宅を購入しようとしている人は苦労している状況だという。

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投稿更新日:2021年05月24日