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2022.05.10
フィリピン次期大統領選挙、マルコス・ジュニア氏が圧勝

フィリピンで今月9日に実施された次期大統領選挙は、フェルディナンド・ロムアルデス・マルコス・ジュニア元上院議員が、圧倒的な大差をつけて当選確実となったことがわかった。開票率81.8%時点で、マルコス・ジュニア氏は2,630万票を獲得し、2位のレニー・ロブレド副大統領(1,250万票)に2倍以上の差をつけている。

フィリピンの大統領の任期は1期6年で、再選が禁止されている。マルコス・ジュニア氏は、ロドリゴ・ドゥテルテ現大統領の任期が満了となる今年6月30日に、新大統領に就任する見通し。

マルコス・ジュニア氏は、1986年までの約20年に渡り独裁政治を続けた、故フェルディナンド・エドラリン・マルコス元大統領の長男。そのため、マルコス元大統領時代を知る年配層からは、治安や人権面を不安視する声も上がっていた。

ただ、同日実施された副大統領選挙で圧勝したドゥテルテ現大統領の長女、南部ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ氏と共闘体制を組んで選挙戦を戦ったことで、支持率が急上昇。SNSを活用した選挙戦略も、若年層の取り込みを後押しした。

現在のところマルコス氏は、具体的な政策綱領を示していないものの、ドゥテルテ政権の看板政策である大規模インフラ整備計画「ビルド・ビルド・ビルド」を引き継ぐ意向を示している。また、ドゥテルテ政権下で進められた強硬な治安・麻薬対策や、中国に融和的な外交姿勢についても継続すると見られている。

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投稿更新日:2022年05月10日