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2024.03.15
フィリピン財務相、ニノイアキノ空港の敷地売却を提案

フィリピンのラルフ・レクト財務相はこのほど、政府債務を圧縮するため、マニラ首都圏の空の玄関口であるニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の敷地を売却することを検討するよう提案した。

レクト氏は、約600ヘクタールに及ぶNAIAの敷地を売却すれば、約6兆ペソ(約16兆円)の収益が上がる可能性があると説明。これを政府債務の返済に充てれば約40%の債務圧縮が可能であり、検討の価値があるとの考えを示した。一方で、現状ではNAIAを代替する国際空港がないため、まだ非現実的な計画であることも認めている。

ただ、2027年にもマニラ首都圏北方のブラカン州で、ニュー・マニラ国際空港(ブラカン国際空港)が一部開港を予定している。NAIAの現在の運営委託契約は約15年後に終了予定であるが、レクト氏は「15年後までにはニュー・マニラ国際空港も完全に稼働する。その時に果たしてNAIAが必要になるか?」と記者に問いかけた。

そのうえで、マニラ首都圏中心部で土地不足が進む中、NAIAの土地を売却して空港の操業を停止すれば、その土地を新しいビジネス地区に発展させることができると指摘。240ヘクタールの空軍基地跡地を再開発し、今やフィリピンを代表する先進都市となったボニファシオ・グローバルシティ(BGC)の成功を再現する方が合理的との認識を示した。

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投稿更新日:2024年03月15日